ウィッグユーザーの皆さん、自宅に帰ったら先ず何をしますか?私は、何はともあれ先ずはウィッグを脱ぎ、ウィッグスタンドに戻します。ウィッグを脱ぐと、外出中に無意識に緊張していた心や筋肉がほぐれ、ほっと一息つけるのです。ウィッグを脱いでから家着に着替えて、外出モードから家でリラックスモードに。自分のモードを切り替えます。
そうなんです。ウィッグを被っていると知らない内に肩から首にかけて無意識に筋肉が緊張し、こわばっていることが多いんですよね。やはり自宅では締め付けのない、ノーストレスな帽子に被りかえる方が多いと思います。
こちらの記事では自宅で被る、ノーストレスなそしてオシャレな帽子をご紹介いたします。
LINOLEA(リノレア)のシルクスカーフ | 高機能素材のシルクで快適な肌環境をサポート
LINOLEA(リノレア)
F-TYPE
フリーサイズ
7800円(税込)
https://www.scarf.co.jp/
自身も脱毛症を経験されたデザイナーの角田さんが手掛ける、髪を失った女性のためのヘッドスカーフ。家用はもちろんのこと、外出時にも使えるとても上質でおしゃれなデザインです。
表地はポリエステルを。裏地は絹の中でも希少価値が高く、製糸の過程でホルマリンを使用していないために、環境にも人にも優しい群馬産の絹を使っています。頭に被り、シュシュで縛り固定をするタイプ。
地肌に直接身に着けるものなので、返品や交換は受け付けていませんが、安心して購入できるよう、購入前にサンプル品を試せるワンコイン試着(500円)をすることが可能です。
こちらに、1週間試してみたレビュー記事があります↓
titti22 galleryの帽子にもなるヘアターバン | ハリのあるコットン素材の肌ざわりが格別
titti22 gallery
帽子にもなるヘアターバン
4600円~
https://minne.com/@titti22
生地を折りたたむとターバンとしても使える帽子。作家の方が一点一点丁寧に心を込めて手作りをしています。
なんといっても大きいリボンが乙女心をくすぐるこちら。そのリボンでサイズも微調整することができる、デザインと機能が一体化している帽子です。コットンとポリエステルのブロード生地(メンズのシャツでよくつかわれる素材)を使っているので、洗ったときにしわになりにくく、縮みにくいのがポイント。
適度にハリのある素材を使うことで、髪が無い巣頭に被っても頭の形が出ずに少しボリュームアップしたように見えるのが嬉しいですよね。バンド幅も広くこめかみ部分を締め付けられないため、頭痛で悩まされている方にお勧めです。
Eadiechopsのコットンジャージーのヘッドウエア |イギリスより。ファンキーでキッチュなファブリック使いに悶絶
Eadiechops
Standard Bow, Oversized Bow, Regal Roll
£22.00~
www.eadiechops.com
実は筆者が愛用しているのがこちらのキャップ。オーガニックコットンの伸縮性のあるジャージー生地を使用しており、デザイナーが1点1点作って自ら発送しています。使っていて着心地が最高です。そして、可愛さもピカイチだと思っています。私はなるべく洗濯回数を減らしたいのと、帽子をかぶった時にやや厚みを出したいので、UNIQLOから販売されているエアリズムヘッドバンドを下につけて着用を。
デザインは小さめリボン(STANDARD BOW)、大きいリボン (OVERSIZED BOW)、リボン無し (REGAL ROLL)の3種類から選べます。私が着用しているのは、STANDARD BOWで22ポンド(約3000円)。
日本での取り扱い店はないのですが、私はメールでやり取りをして、大体1週間ほどで無事に受け取ることができました!送料は2点で8.5ポンド(約1200円)でした。
MASUMI HEADWEARのヘッドウエア|イギリスより。エレガントを追求したデザイン
MASUMI HEADWEAR
Yanna Navy Polka Dot
カラー:ネイビー
ワンサイズ(54~57㎝)
$49.00
https://www.masumiheadwear.com/shop/yanna/navy-polka-dot/
MASUMI HEADWEARは、抗がん剤の影響でヘアロスになった方の為に開発されたブランドです。
一番人気のヘッドウエアは、帽子とスカーフがセットになっているタイプ。スカーフは取り外しができるので、気分転換にお手持ちのスカーフに変えたり、色々と遊べそうですよね。
素材は環境に優しい竹由来の繊維を主に使っています。竹は湿気を吸収する性質もあるので汗をかいても快適です。後ろにゴムが入っており、サイズ調整やフィット感を高めています。耳の部分に圧がかからないような仕様も嬉しいポイント。
Style Eesteem WordrobeのHead Wraps | アメリカより。シックで快適な脱毛患者のためのヘアターバン
Style Esteem Wordrobe
Leopard Raised Print Orange Cotton Blend Turban (右)
$31.00
https://styleesteemshop.com/
29歳の時に乳がんを患ったソニア(Sonya Keshwani)が立ち上げたブランドのStyle Esteem。ソニアは抗がん剤治療をしているときもずっと仕事を続けていたそうです。髪が抜け始めた時に、「仕事をしているのに、病気のように見えるのや嫌!」「髪が無くなっても女性らしさを失いたくない。」と思い、自分で生地やを周りパターンを引き、ヘッドウエアを作り始めたそうです。
家で被れるベーシックなものや、パーティー等ドレスアップした時にもぴったりなオシャレキャップ、そして就寝時にぴったりなもこもこした記事のものなど沢山のバリエーションがあります。
HOUSE OF CHRISTINE HEADWEARのヘッドウエア |王国の国、デンマークのブランド。エレガントを追求したデザイン
House of Christine Headwear
Boho Spirit
フリーサイズ
Christine Headwearは、化学療法、脱毛症治療中の方を対象に特別にデザインされた医療用帽子のブランドです。髪を失ったことによる肉体的、精神的苦痛をやわらげ、女性らしさと美しさを表現することをサポートしています。
王国の国、デンマークのブランド故、どれも気品あるデザインばかり。きっとヘアロス用というよりも、ファッション用のヘッドウエアとしてもつかえそうですね。
色々なプリントで展開されている、Boho Spiritシリーズのヘッドウエア。写真のようにまるでファッション誌から出てきたよう。表地はポリエステル裏地はコットンビスコースの2レイヤーの構造です。ヘッドバンドとバンド付きのターバンがセットになっています。お手持ちのスカーフやヘッドバンドを追加して合わせることも可能。頭部にボリュームを出したデザインの為、髪が無い状態で被っても違和感なくしっくりきますこちらは、限られたデザインのみですが日本にも代理店があり、リンクから購入可能。オシャレなヘッドウエアをずっと探していたの!という方に是非トライしていただきたいです。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したのは、部屋だけで被るのはもったいないとってもオシャレな帽子ばかり。
他にも、お気に入りのニットキャップを被ってっ見たり、スカーフやストールを巻いてみたり。工夫次第で色々なファッションを楽しめそうですよね。是非、お気に入りの一枚を見つけていつでもどこでもご機嫌に過ごしてください。
Hazuki
3歳息子の母であり、このWEBマガジンの編集長。時々アパレルセレクトショップ勤務のファッションLOVER。26歳の時に頭からつま先まで全ての毛髪が抜け落ちる、汎発脱毛症になる。
よく転ぶし、失敗もする。そして落ち込む。モットーは『転んでもただでは起きない』。究極の精神的ケチである。
脱毛症になって10年以上苦しんだからには、この経験を人生のプラスにする為に、何ができるか?を考え始め、インスタグラムで自身の経験などを発信し始めた。
夢はSWW がVOUGE.JPに掲載されること。究極にオシャレで尚且つ最新の情報を発信できる存在となること。そして、沢山のヘアロスで悩む人達が一歩を踏み出すきっかけとなること。