脱毛症
脱毛症の治療は対症療法です。根本を直す治療法は今現在は残念ながら存在しませんが、一部の患者は脱毛症からきちんと完治されています。また、完治しないまでも、特に脱毛初期の患者は治療を受けることにより、脱毛範囲が広がるのを食い止めたり遅らせる事ができます。
脱毛症のタイプ、脱毛の程度、そして年齢に応じて、さまざまな治療オプションがあります。治療の主な目標は、免疫系の攻撃をブロックすること、および髪の再生を刺激することです。ただ、再発することが非常に多く、再発するたびに難治性が増すことが多いのが特徴です。
しかし、数十年ぶりに新しい薬が開発され、近いうちに保険診療が認められる見通しです。
多くの脱毛症患者に、ようやく希望の光が見えてきたかもしれません。
抜毛症
まずは病気の自覚を持つことが治療の第一歩となります。信頼できる専門医をみつけ、自分が抜毛症であることを認め、時間をかけて治療に取り組むことが必要です。
具体的にはSSRIなどの薬物療法のほか、認知行動療法、習慣逆転法、マインドフルネスなどがあります。
*インターネット「病院検索ホスピタ」抜粋・参照
抜毛症 (トリコチロマニア)の症状,原因と治療の病院を探す | 病院検索・名医検索【ホスピタ】 (hospita.jp)へ
*インターネット「抜毛症支援センター」抜粋・参照
先天的乏毛症・縮毛症
現在のところ治療法はありませんが、原因遺伝子によっては薬が開発される可能性もあります。詳しくは遺伝子検査をしている病院の先生に確認してください。
また、「冠花(かんな)の会 先天性縮毛症/乏毛症ネットワーク」にお子さんでもわかるように簡単なこの病気の原因や治療法などをまとめたPDFが、そして遺伝子検査や診察が可能な病院や先生のリストも掲載されています。
*冠花(かんな)の会 – 冠花(かんな)の会 先天性縮毛症/乏毛症ネットワーク (kannanokai.com)
※インターネット「病院検索ホスピタ」抜粋・参照
インターネット「冠花(かんな)の会 先天性縮毛症/乏毛症ネットワーク」抜粋・参照